こんにちは!
エイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーです。
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☆ 「知って得する!納得のエイジングケア講座」第132回
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新シリーズ「セラミドとセラミド化粧品の秘密!」連載中。
「セラミドとセラミド化粧品の秘密!」の第5回は、
「セラミドを増やす食べ物ってあるの?」です。
第1回~第3回では、人のお肌にあるセラミドの全体像を
ご理解いただきました。
そして、前回は、セラミドとアトピー性皮膚炎の関係を
ご紹介しました。
第5回目の今回は、
「からだの内側からセラミドを増やす食べ物」
があるのかについてお話しします。
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1)セラミドを豊富に含む食べ物
食べ物に含まれるセラミドは、多くの場合、
スフィンゴ脂質である「グルコシルセラミド」です。
これは、お肌のセラミドの原料となるものですが、
食べ物ではこのグルコシルセラミドとして存在しています。
グルコシルセラミドとは「グルコシル」の名前の通り、
セラミドと糖質(グルコース)が結合したものです。
そんなグルコシルセラミドを多く含んでいるのが
黒色の食材です。
たとえば、こんにゃく、黒ごま、黒豆、小豆、
ひじき、わかめ、ごぼう、黒胡椒などの食品には
グルコシルセラミドが豊富に含まれています。
この中で、もっとも多く含んでいるのはこんにゃくです。
また、飲み物では、
牛乳もセラミドを含む食品として注目されています。
牛乳に含まれるのはグルコシルセラミドではなく、
スフィンゴミエリンというスフィンゴ脂質です。
スフィンゴミエリンはお肌で細胞膜を構成する脂質の1つですが、
そのはたらきは、まだ十分にはわかっていません。
2)食べ物で本当にセラミドは増えるの?
セラミドは、腸でスフィンゴシンと脂肪酸と糖に分解されます。
つまり、この時点ではセラミドではありません。
そして、その成分のいくらかが
体内でセラミドを合成する際に使われると考えられますが、
どこでどの程度利用されるかはわかりません。
だから、
「セラミドを豊富に含む食べ物を食べれば、必ずセラミドが増える」
とは言えません。
一方、
●パイナップル由来のグルコシルセラミドを食べたら、
乾燥肌のリスクを減らしたり、くすみが改善した。
●グルコシルセラミドを含む米胚芽エキスを食べたら、
乾燥肌のリスクを軽減した。
●牛乳由来スイフィンゴミエリンとコラーゲンを配合した
ヨーグルトを摂った結果、ターンオーバーやバリア機能が改善した。
などの研究報告があります。
これらの研究成果からは、
グルコシルセラミドやスフィンゴミエリンなどの
セラミドの元となる栄養素を摂ることで、
お肌にも良い影響がありそうですね。
乾燥肌や敏感肌の方はエイジングケアの一環として、
グルコシルセラミドを含む食べ物を
積極的に摂ってみてはいかがでしょうか?
★次回は、「化粧品成分としてのセラミドの基本」を取り上げます。
<参考記事>
ありがとうございます。
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